想う Partner No.5 【JIM-NET】

私たちは、「医療支援」を通じて、子どもたちの命を助けることに努め、同時に、戦争や、核燃料サイクルが作り出す不条理に声を上げ、平和な社会を築くことを目指さすNGOです。
イラク戦争後から続く混乱や、過激派組織「イスラム国」との戦いで家を失った国内避難民(IDP)が後を絶たず、隣国シリアの内戦もあり、私たちが事務所を置くイラクのクルド自治区には多くの難民が避難しています。
慣れない土地で闘病・出産しなければいけない人たちの心の負担を少しでも軽減できるよう、病院への交通費や薬代の支援、粉ミルクの配布、エコー技師の派遣、女性たちのクラフトワークショップの開催などに取り組んできました。
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JIM-NETは大きなことはできませんが、少しずつ活動を続けてきた中で、ずっと「厳しい環境下にある小児がん患者と家族が安心して過ごせる場所を作りたい」という夢を持ってきました。
『避難生活の中で不安な日々を送る家族を支え、がんの子どもたちが笑顔になれる場所を作ること。』そんな私たちの願いが2019年春に叶い、小児がん総合支援施設『JIM-NETハウス』が完成しました。
患者と家族に寄り添ったサポートができるよう、薬剤支援だけでなく、ソーシャルな支援も質を高めていくため、環境づくりを整えています。
温かなご支援をいただけますと幸いです。
JIM-NETは1991年湾岸戦争、2003年のイラク戦争で使用された劣化ウラン弾や大気汚染に起因にすると言われている小児がん患者増加を受け、がんの子どもたちを支援するために設立され、今日までその支援は続いています。
戦争の爪痕は未だに消えることなく、医療・保健分野におけるサービスの劣化は改善されず、慢性的な医薬品不足や医師不足も深刻です。
また過激派組織「イスラム国」の出現やシリアからの大量の難民の流入も医療現場や医療制度に大きな影響を与え、とりわけがんの子どもたちは大きな組織からの援助もなく、安心して治療を受けることさえも脅かされ続けています。

現在は特に重要なプロジェクトとして、難民・避難民をはじめとした貧困家庭の患者(子ども)たちに対して医薬品代を支援しています。
イラクでは度重なる戦乱で医療インフラが不安定な状況が続き、また経済状況の悪化から病院に医薬品が届かない状況が慢性的に続いています。また、公務員である医療従事者に対しても給与の支払いが滞る事態が度々起きています。
小児がん患者の家族は、治療に必要な高額な医薬品を自費で購入する必要があり、貧しい家庭からは「子どもに必要な薬を買ってあげられない」という悲痛な声が聞こえてきます。
これからも助けられる命に手を差し伸べ続けたいと思っています。
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